第2編
管理運用

LLDPの構成例と設定例

LLDPを有効化し、LLDPDU送信間隔や、通知する情報を設定する場合の構成例と設定例を示します。

LLDPを有効化する場合の構成例

  • 受信側の装置全体のLLDPを有効化します。
    sw1# configure terminal
    sw1(config)# lldp run
    sw1(config)# end
    sw1#
  • 送信側の装置全体のLLDPを有効化します。
    sw2# configure terminal
    sw2(config)# lldp run
    sw2(config)#
  • ポート1/0/1で、[Port Description TLV]、[System Capabilities TLV]、[System Description TLV]、[System Name TLV]をLLDPDUに付加するように設定します。パラメーターを指定しないでlldp tlv-selectコマンドを実行すると、すべてのパラメーターが有効になります。
    sw2(config)# interface port 1/0/1
    sw2(config-if-port)# lldp tlv-select
    sw2(config-if-port)# exit
    sw2(config)#
  • LLDPDU送信間隔を[50秒]に設定し、LLDPDUのTTL値を決定するための乗数を[3]に設定します。
    sw2(config)# lldp tx-interval 50
    sw2(config)# lldp hold-multiplier 3
    sw2(config)# end
    sw2#

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