第2編
管理運用

システムファイルの仕様と動作

システムファイルの仕様と運用時の動作について説明します。

外部ストレージのマッピングルール

ファイルシステムは、複数のドライブに対応しています。

装置の外部ストレージは1つのドライブに割り当てられ、ドライブごとにドライブ文字が割り当てられます。ローカルフラッシュには「c:」が割り当てられ、外部ストレージには「d:」以降のドライブ文字が割り当てられます。

予約ファイル

システムモジュールが使用するファイルは参照できません。予約ファイルが占有する領域はdirコマンドで確認できます。

ディレクトリー名およびファイル名のルール

ディレクトリー名およびファイル名には、以下の制限があります。ディレクトリー名およびファイル名を変更するには、renameコマンドを使用します。

大文字と小文字

ファイル名では大文字と小文字が区別されます。

使用不可文字

以下の文字は使用できません。

/ \ : * ? " < > | スペース

予約済みファイル名

以下の名前はシステムで予約済みです。これらの名前をディレクトリー名およびファイル名として使用することはできません。
予約済みファイル名
名前用途
.現在のディレクトリーを表すファイル名
..上位レベルのディレクトリーを表す
ルートディレクトリー配下の「system」システムで予約済み

文字数

ディレクトリー名およびファイル名の最小文字数は1文字、最大文字数は32文字です。

その他のルール

同じディレクトリー内の異なるディレクトリーまたはファイルに、同じ名前を付けられません。

ファイル属性

ファイルの以下の属性を確認できます。

作成日時

ファイルが作成された日時です。

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