Web認証の認証方式選択機能
Web認証では、認証IDごとに認証方式を選択できます。認証IDと認証方式を関連付けるには、aaa authentication web-authコマンドを使用します。
ユーザーが認証方式を選択できるようにするためには、認証ページのログイン用フォームで認証IDを指定するように認証ページをカスタマイズします。ログイン用のフォームの例を以下に示します。
補 足
デフォルトのログインページのようにユーザーが認証IDを指定しない場合は、aaa authentication web-auth 1コマンドで設定した認証方式が使用されます。
(1) <form method="POST" action="/cgi-bin/adeflogin.cgi"> <table> <tr><th width="184">User Account:</th><td width="220"> (2) <input name="name" type="text" value="" size="30" maxlength="63"></td></tr> <tr><th width="184">Password:</th><td width="220"> (3) <input name="pass" type="password" size="30" maxlength="63"></td></tr></table> <tr><th width="184">Authentication method:</th><td width="220"> (4) (5) <input type="radio" name="authid" value="1">RADIUS Server 1<br> <input type="radio" name="authid" value="2">RADIUS Server 2<br> <input type="radio" name="authid" value="3">Forced Authentication<br> <input type="radio" name="authid" value="4">Local Database<br> </td></tr> <input type="submit" name="action" value="login"> <input type="reset" value="reset"> </form>
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | formタグのmethod属性に「POST」を設定します。 |
(2) | ユーザー名を入力するフォームのname属性に「name」を設定します。 |
(3) | パスワードを入力するフォームのname属性に「pass」を設定します。 |
(4) | 認証IDを指定するフォームのname属性に「authid」を設定します。 |
(5) | 認証IDを指定するフォームのvalue属性に認証IDを設定します。 |
次に、認証ページを表示したときに、認証IDが「2」に設定されている場合(ユーザーが選択できない場合)のログイン用のフォームの例を以下に示します。
(1) <form method="POST" action="http://192.0.2.100:8080/cgi-bin/adeflogin.cgi"> <table> <tr><th width="184">User Account:</th><td width="220"> (2) <input name="name" type="text" value="" size="30" maxlength="63"></td></tr> <tr><th width="184">Password:</th><td width="220"> (3) <input name="pass" type="password" size="30" maxlength="63"></td></tr></table> (4) (5) (6) <input type="hidden" name="authid" value="2"> <input type="submit" name="action" value="login"> <input type="reset" value="reset"> </form>
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | formタグのmethod属性に「POST」を設定します。 |
(2) | ユーザー名を入力するフォームのname属性に「name」を設定します。 |
(3) | パスワードを入力するフォームのname属性に「pass」を設定します。 |
(4) | 認証IDを指定するフォームのtype属性に「hidden」を設定します。 |
(5) | 認証IDを指定するフォームのname属性に「authid」を設定します。 |
(6) | 認証IDを指定するフォームのvalue属性に認証IDを設定します。 |