第6編
AccessDefender

AccessDefenderの制限事項および注意事項

スタック機能とAccessDefender機能との併用時の注意事項
  • スタック構成でAccessDefenderを使用する場合でも、最大認証クライアント数はスイッチ1台分の値となります。アクセスリストのリソースを効率的に使用したい場合は、スタック機能と併用せずに、装置単体でAccessDefender機能を使用してください。
  • スタック機能とAccessDefender機能との併用において、認証結果の情報はマスター装置が保持します。また、認証を行った時点で認証結果の情報はバックアップマスター装置にも転送され、バックアップマスターは転送された認証結果の情報を保持します。
  • スタック構成でマスター装置がダウンして切り替わった場合は、元バックアップマスター装置自身が保持していた情報を基にして認証機能の動作を継続します。
  • プリエンプトモードが有効なスタック構成で元マスター装置が復旧してマスターの切り替わりが発生した場合は、復旧したマスター装置には情報が残っていないため、再度の認証が必要となります。
認証インターフェースにおける制限事項
  • ポートセキュリティー機能が有効なポートでは、AccessDefenderによる認証は併用できません。
  • スパニングツリープロトコル(STP/RSTP/MSTP/RPVST+)が動作しているポートで認証を併用することは未サポートです。

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