AccessDefenderの制限事項および注意事項
スタック機能とAccessDefender機能との併用時の注意事項
スタック構成でAccessDefenderを使用する場合でも、最大認証クライアント数はスイッチ1台分の値となります。アクセスリストのリソースを効率的に使用したい場合は、スタック機能と併用せずに、装置単体でAccessDefender機能を使用してください。
スタック機能とAccessDefender機能との併用において、認証結果の情報はマスター装置が保持します。また、認証を行った時点で認証結果の情報はバックアップマスター装置にも転送され、バックアップマスターは転送された認証結果の情報を保持します。
- マスター装置がダウンした場合
プリエンプトモードの設定にかかわらず、バックアップマスター装置はマスターになった後、保持していた情報を基にして認証機能の動作を継承します。
- マスター装置が復旧した場合
プリエンプトモードが有効時は、バックアップマスターの保持している認証結果の情報を継承しないため、再認証が必要となります。
プリエンプトモードが無効時は、マスターの切り替わりが発生しないため、再認証は必要ありません。
認証インターフェースにおける制限事項
スパニングツリープロトコル動作ポートを認証インターフェースに指定することは未サポートです。