リンクダウン無視機能の機能説明
リンクダウン無視機能は、瞬間的なリンクダウンを無視する機能です。リンクダウンを検知しても指定した時間が経過するまでは対象ポートをリンクダウンさせずにリンクアップ状態を維持します。
リンクダウン無視機能は、NP7000の1.10.02以降、NP5000の1.11.06以降、NP3000の1.11.03以降でサポートしています。
NP7000(1.11.03以降)、NP5000、NP3000では、リンクダウン無視機能とIPv4関連のレイヤー3機能との装置併用をサポートしています。
リンクダウン無視機能の例
リンクダウン無視時間中は物理的にリンクダウン状態でも論理的なリンクアップ状態を維持しています。リンクダウン無視時間が満了する前に物理的にリンクアップ状態に戻った場合は、対象ポートはそのままリンクアップ状態が維持されます。
リンクダウン無視機能を有効にしたポートに対してshutdownコマンドを実行した場合は、リンクダウン無視時間の設定にかかわらず即時にリンクダウンします。なお、このケースでもリンクダウンの無視が開始されたことを示すログおよびSNMPトラップ(有効時)は出力されます。
リンクダウン無視機能を有効にするには、link-ignore downコマンドでリンクダウンを無視する時間を設定します。リンクダウンを無視する時間は、0~10000ミリ秒の範囲(0指定時は無効)で指定します。
NP7000、NP5000(SFP/SFP+ポート)でリンクダウン無視機能を有効にする場合は、あらかじめ対象ポートで高速リンク検知機能を無効にする必要があります。高速リンク検知機能の無効設定については、『コマンドリファレンス』を参照してください。
リンクダウン無視機能の制限事項および注意事項
- リンクダウン無視時間中は物理的にリンクダウン状態でも論理的なリンクアップ状態となりますが、LINK/ACT LEDの状態は物理的な状態に従うため、リンクダウン無視時間中(物理的にリンクダウン状態)では消灯になります。
- link-ignore downコマンド設定時は任意の数値を指定できますが、実際の設定値としては「1~100ミリ秒指定時:100ミリ秒」「101~10000ミリ秒指定時:50ミリ秒単位で切り捨て」となります。構成情報ではコマンド入力時の任意の数値で表示されますが、show interfaces link-ignoreコマンドでは実際の設定値が表示されるため、コマンド入力時も実際の設定値で設定することを推奨します。
- NP7000(1.11.03より前のバージョン)では、リンクダウン無視機能とIPv4関連のレイヤー3機能を装置併用することは未サポートです。
- リンクダウン無視機能とIPv6関連のレイヤー3機能(スタティックルートを除く)を装置併用することは未サポートです。
- リンクダウン無視機能とリンクフラップ防止機能は同一装置で併用できません。
