コマンド入力の補助機能
CLIでコマンドを入力する際に使用できる補助機能を以下に示します。
省略形式での実行
コマンドの入力の際は、そのコマンドが認識できる最小限の文字列のみ入力することにより、コマンド文字列の入力を省略できます。
たとえば、"sh ter"と入力して実行すると、show terminalコマンドが実行されます。
# sh ter Terminal Settings: Length: 24 lines Width: 255 columns Default Length: 24 lines Default Width: 255 columns Baud Rate: 9600 bps
TABキーによるコマンド補完
コマンドの入力途中でTABキーを押すと、その時点で選択できるコマンドが1つの場合は、残りのコマンド文字列が自動的に補完されます。
たとえば、"show en"と入力した時点でTABキーを押した場合は、"show environment "(末尾に半角スペース)に補完されます。
# show en[TABキー押下] # show environment
?キーによるヘルプ機能
?キーを押した場合、選択可能なコマンド候補やパラメーターのヘルプが表示されます。
たとえば、"show m"と入力した時点で?キーを押した場合は、"show m"以降で選択可能なすべてのコマンド候補が表示されます。
# show m[?キー押下] mac-address-table mls mmrp-plus monitor multicast # show m
たとえば、"show environment "(末尾に半角スペース)を入力した時点で?キーを押した場合は、"show environment "(末尾に半角スペース)以降に選択可能なパラメーターとヘルプが表示されます。
# show environment [?キー押下] fan Display fan status health Display health status memory Display memory status power Display power status temperature Display temperature status | Output modifiers <cr> # show environment