OR認証（1ポート複数認証）の機能説明

AccessDefenderでは、同一インターフェースで複数の認証機能を有効にすること（OR認証）ができます。いずれか1つの認証機能で認証に成功すると、アクセスが許可されます。OR認証の併用可能な組み合わせを以下に示します。

OR認証（1ポート複数認証）の併用可能な組み合わせ
OR認証の併用可能な組み合わせ	動作概要
Web認証、MAC認証	同一ポートでWeb認証とMAC認証を併用し、どちらか1つの認証機能で認証に成功した場合にアクセスが許可される。 MAC認証に失敗してDiscard登録された状態でも、MAC認証以外の認証機能は処理可能。その他、スタティック認証やDHCPスヌーピングも、同一ポートで併用可能。
Web認証、IEEE 802.1X認証	同一ポートでWeb認証とIEEE 802.1X認証を併用し、どちらか1つの認証機能で認証に成功した場合に許可される。その他、スタティック認証やDHCPスヌーピングも、同一ポートで併用可能。
IEEE 802.1X認証、MAC認証	同一ポートでIEEE 802.1X認証とMAC認証を併用し、どちらか1つの認証機能で認証に成功した場合に許可される。 MAC認証に失敗してDiscard登録された状態でも、MAC認証以外の認証機能は処理可能。その他、スタティック認証やDHCPスヌーピングも、同一ポートで併用可能。
Web認証、IEEE 802.1X認証、MAC認証	同一ポートでWeb認証、IEEE 802.1X認証、およびMAC認証を併用し、いずれか1つの認証機能で認証に成功した場合にアクセスが許可される。 MAC認証に失敗してDiscard登録された状態でも、MAC認証以外の認証機能は処理可能。その他、スタティック認証やDHCPスヌーピングも、同一ポートで併用可能。

注意

ゲートウェイ認証を有効にしたインターフェースでは、他の認証機能は併用できません。