設定例(ApresiaLightGM/FMシリーズ)
非対称VLAN(Asymmetric VLAN)
基本構成図
構成図の通信
- 端末セグメント~サーバーセグメント間は通信する。
- 端末セグメント間は通信しない。
設定のポイント
- サーバーセグメントのVLAN(100)に端末セグメントのポート(1-2,3-4,5-6)を設定する。
- 端末セグメントのVLAN(10,20,30)にサーバーセグメントのポート(25)を設定する。
- 送信先を決定するためのポートVLAN ID(PVID)を設定する。
設定例
VLANの設定 | |
#config vlan default delete 1-28 | VLAN1(default)は未使用のため削除 |
#create vlan vlanid 10,20,30,100 | 端末セグメント用にVLAN(10,20,30)を作成 サーバーセグメント用にVLAN(100)を作成 |
ポートの設定 | |
#config vlan vlanid 100 add untagged 1-6,25 #config vlan vlanid 10 add untagged 1-2,25 #config vlan vlanid 20 add untagged 3-4,25 #config vlan vlanid 30 add untagged 5-6,25 | 各VLANにポートを設定 (各VLANにサーバーセグメントポート(25)を設定する) |
非対称VLAN(Asymmetric VLAN)の設定 | |
#enable asymmetric_vlan | 非対称VLANを有効にする (同一MACが非対称VLANとしてFDB登録される) |
PVIDの設定 | |
#config gvrp 25 pvid 100 | ポート(25)を非対称VLANのPVID(100)に設定 |
#config gvrp 1-2 pvid 10 #config gvrp 3-4 pvid 20 #config gvrp 5-8 pvid 30 | ポートの設定手順によりPVIDが異なるため、 各ポートのPVIDを明示的に設定 |
確認コマンド
- show asymmetric_vlan
- show vlan
- show gvrp
- show fdb