ホワイトボックススイッチ

Open Networkingとは?
「装置本体(ホワイトボックススイッチ)」「ネットワークOS」「オプション品」等を自由に組み合わせて一つのスイッチをつくる、ユーザー主導の新しい考え方。ハードウェアとソフトウェアを選択できることで、より専門的で、より自由な組み合わせが、ネットワークの可能性を広げます。
世界で広がるOpen Networkingの採用
私たちが普段使っているクラウドサービスや、海外の大きなデータセンターでは、Open Networking製品の採用が驚くほど進んでいる。従来の垂直統合型のスイッチではできない使い方や、本質的なコスト低減への取り組みを、ユーザー主導で実現するための手助けを、Open Networkingという考え方は強烈に後押しする。少し手間はかかるかもしれない、それでも、検討する価値が、Open Networkingという考え方にはあるのだ。
Open Networking が提供する4つの自由
ネットワークOSを選択できる自由
- 従来型のネットワークスイッチ機能専用OSから、LinuxベースのOSなど選択肢は様々
- 複数のネットワークOSから、用途に合わせて選択し、またいつでも付け替えが可能
- 保守部材も本体さえ交換すれば、ネットワークOSの付け替えが可能
オープンソースを活用できる自由
- 特定のネットワークOSでは、スイッチ上で動作するLinuxディストリビューションを実装
- Linuxの利便性を最大限活用できるこのOSでは、ネットワークの専門知識は最低限で済む
- Linux準拠のOSSツールや、オートメーションツールもそのまま活用できる
コストに応じた組み合わせの自由
- Open Networkingでは、いわゆる「Vender Lock-In」の仕組みを採用していない
- 規格に準拠したものであれば、純正品以外のSFPも搭載可能
- コスト低減を、複数の選択肢からユーザー主導で実現するための大切な考え方
やりたいことを自ら実現できる自由
- Edgecore社の提供するプログラマブルモデルでは、データプレーンのプログラミング迄作りこみ可能
- P4と呼ばれる言語を採用したこのモデルは、「やりたいこと」を既製品の殻に閉じ込めない